私の家ができるまで

新築建築までに起きた出来事 

16.予算と追加オプション

                                             

2020年12月20日

事務所にて打合せ。以下、話し合い。

  • 型ガラス(すりガラス)の指定。高窓の検討。
  • 洗面の鏡、洗面パネル取り付けの指示。
  • 洗面台の鏡、施主支給。大工さんにとっこ金具で付けてもらう。
  • 玄関収納をトール×1とフラットカウンター×1のトールを低いものに。
  • 玄関収納の一番下の棚の板を大工さんに外してもらう。

高窓は私達にとっては高額だったが、夫がわりと気にいっていた。採用になりそうだが、現時点で出ている見積を家で計算し直して回答する事にした。

 

とっこ金具はネットで調べて、この方法が一番しっかりと鏡が取り付けられるのではないか、取り外しも簡単で良いではないのかと思い、お願いした。「とっこ金具を知りませんでした。」と担当者さん。少し驚いた。工務店さんなら何でも家の事を知っていると思っていた。 

 

玄関収納の一番下の板をあえて取り外してもらいたかったのは、長靴など汚れやすい靴や普段履いた湿った靴などを、木で加工された靴棚の板に置かずに、玄関のタイルの上に置き、さらにそれを扉を閉めて隠し、見た目にもすっきりとしたかったからだ。アパートでカビ臭い靴棚に9年近く悩まされたからだった。

トールの靴棚を低いものにしたのは、圧迫感と掃除のしにくさ、玄関の印象を考えて決めた。

 

途中、以前もらった造作棚の見積りについて切り出してみた。

 

私    「結構・・・追加費用かかるんですね。ところで、以前新築見学させてもらった時、ただ一枚板を張るだけの棚なら、「ひとつぐらいだったら無料で」・・・みたいなことを聞いたような。」

 

何とか増えてきた追加予算を削るため、言ってみた。

 

担当者さん「・・・。わかりましたよ。」

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↑サービス確定した。(よっしゃーっ!)

それから、トイレの造作の収納について担当者さんに正直な感想を言ってみた。

【↓この赤〇した収納について】

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私    「あの、脱衣所の棚が44,000円なのに、このただの箱が77,000円ってどうなってるんだろうかって、思いました。扉はついてますがこれ小さいただの箱ですよ!」

担当者さん「(少し笑った)まあ・・・確かに、そうは思いますけどね。大工さんに聞いたらこの金額だって・・・。」

 

金額と内容を照らし合わせ、本来の希望のこだわりを捨てる決断も良い選択なのかも。

このトイレの小さな収納棚は、ネットで色んな種類のトイレ用の収納BOXがあったのでそれを代替えする事にした。万が一汚れても造り付けでないから簡単に新しものに変えられるメリットもありそう。

既(すで)に室内建具、LDK収納の折れ戸と和室の三枚扉のオプションで追加費が17万かかっていたし、お金をかける場所を選りすぐらなければと考えていた。

 

そしてこの日、担当者さんが言ったことで頭に残ってしまった言葉が……。

 

担当者さん「申請中の土地がダメになったら間取りも全て変わりますからね。」 

 

(これは、どういう意味・・・・?)

 

どよどよとした不安が押し寄せてきた。当初2、3ヵ月後だと言われたまだ届かない農振除外の結果。今まで言ったことのない担当者さんの発言。申請前、社長にも担当者さんにも絶対大丈夫だって言われたのに、きっとやってくれるという言葉を信じていたのに。

担当者さんにこの気持ちをメールで伝えた。

 

私    『あの時と同じ、確信的に大丈夫だと考えてますよね?』

 

担当者さん『農振除外と農地転用ともに私は大丈夫だと思ってます。』

 

 

2020年12月末

私は農政課に電話をしていた。

農振除外について上手くいくか心配になってきてしまったからだ。農業委員会の方もそうだったが、農政課の方も質問に向き合ってくれて有難かった。しかも対象の市町村でないというのに。

対象の市町村へ問い合わせしますか?と声をかけてもらったが、工務店さんに知られては、提出した担当者さんを信頼していないと思われるかもしれないので、なんとかかんとか理由をつけてお断りした。

おかしな誤解が生まぬよう慎重に担当者さんに、申請書類は問題起きてないか農政課に問い合わせするようお願いした。提出した申請書の書面データと共にメールで回答が届く。

 

担当者さん『確認しました。申出者の欄に 土地所有者と転用事業者の連名で申請しておりますので、お二人が申請者であり、主となる申請者はどちらでもありません。との事でした。購入する者(転用事業者)が 主として行なう事が、一般的な通常のケースであるとの事でした。』

 

この文面と申請書のデータを見て、ネット情報と農政課さんの話の通りであったので、大丈夫そうだとようやく安堵した。

年末になってまで私は何をしているのかな。

 

 

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