私の家ができるまで

新築建築までに起きた出来事 

17.私の思う家

                                                                                                

2021年1月8日

工務店さんの新築見学。

自分達の間取り図を見ながら見学し、実物の建具や広さ、設備を体験していった。この後の間取りや工務店さんの仕様設備の参考になるので貴重な体験をさせてもらった。

玄関ドアの開閉コントロールが標準仕様で室内につく。室内の開閉ボタンで開け家に鍵を置いたまま外に出た場合、締め出されない事などを確認した。

 

2021年1月9日

間取りの変更点を書いたメモを工務店の事務所へ投函。

【変更点の私のメモ】

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2021年1月16日 

事務所にて打合せ。以下の話し合い。

  • トイレの便器の位置
  • 間取り図のポーチ大きくするか
  • ウオークインクローゼットの入り口の変更
  • 窓の扉を左右どちらにするか

 よくあるトイレの標準寸法となっている一畳というのは狭いとずっと思ってた。

もう少し広いのがベストな気がしている。私達の家のトイレの内寸は911mm×1673mmの1.2畳にした。

一畳と同じようにトイレットペーパーの位置から380mmのところに便器の中心を置くと、壁に寄りすぎると思ったので、あと3㎝真ん中にずらしてもらった。通常だとトイレットペーパーと便器の距離が狭いとも感じていたし、女の人の体格でも狭いとなれば男の人だともっと狭いと思った。

 

【現時点の間取り】

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【ポーチなどの変更後】

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リビングの高窓は洗面台と同じ細長さの高さにしてもらう事にした。見た目の格好良さと西日があまりささない事。玄関からリビングが見えないように配慮し、屋根の雪やツララが落ちた時の事を考えて小さく内側にまとまるように。

ちなみにネット情報だが、横に長い窓であれば西日の影響が少なめにすむらしい。

 

この時、大分ネットの動画などで世の中の工務店や設計士さん達が住みやすい家とは何か伝えているのをはまって見ていた。

私の考える理想の家や疑問点などが同じでうれしかった。これまで思っていた事がどんどんネット上のプロの方も語るので、まさかの出来事に面白くて次々見た。

 

例えば。

 

「脱衣所、一坪は狭い」

  ・・・洗濯機と洗面台を置いた一般的な一坪の脱衣室は狭いと思ってた。脱着のスペースと脱着した服の置き場所がもう少しほしいと思う。欲を言えばタオルやシャツなどの収納もあると私はいい。また、洗面台を中に置かないほうが脱衣室を使う人、洗面台を使いたい人、時間帯を気にしなくてよい。生活がしやすくなると思う。廊下やリビングにあると、手洗いや身支度もさっと行える。

 

「必要な棚の長さはその場所と用途によって変わる」

  ・・・パントリーの棚は調味料の高さ、取り出し易さを考えて棚のサイズを決めていく事で使いやすくなると思う。脱衣スペースであればタオルなど収納するものの大きさを考えて決定するなどで。そこに何をしまうかによって縦横を決めていくのがきっと有意義に空間を使えるはずだ。

 

「浴室乾燥機、食洗器は必要な設備でない。」

  ・・・憧れる今流行の設備であるかもしれないが、高額のうえ維持費や壊れた時の修繕費などを考えると、つける必要があるのか疑問を持ってる。浴室乾燥機は衣類が干せない狭小の都心部や本当に忙し人などにはよいかもしれないが、光熱費がかかるので知らずにつけて電気代に驚くことのないようにしたい。

 

「シューズクロークのデメリット」

 ・・・作り方、その人の趣味嗜好などで必要な人はいると思う。でも濡れた衣類がそのままで乾かないのではないかと思ってしまう。湿気と匂いもこもりそうなので、キレイが保てる作りや設備を兼ね備えないといけない気がする。オープンだと散乱とさせている時は見た目も気になるのでは。

 

「全館暖房(蓄熱式のオイルヒーターなど)」

 ・・・高熱費がかかるので、コスパが良くないかと。生活を考える私にとって恐ろしいほどに採用出来ないもの。現代はエアコンが主力選手のよう。

本当は……家の中は寒い必要がある場所と温かくあってほしい場所があるほうが良いと思っている。今の住宅には考えられない事だとは思うけど、特に食品の管理などにおいて、10℃以下ぐらいの場所があればいいのにと思う。

 

「バルコニー、勝手口、吹き抜け」

 ・・・必要性がひまひとつで、つける事によって後悔する自体が招かれそうと想像してしまう。付ける人がいるのは昔からあるからという理由ではないかと思う。

 

私はきっと人が住むということが何かを考えていたい人のようだ。

【この時あたりに書き留めした紙】

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家のことをこんなに夢中になって考えるとは思わなかった。それを今回家造りをしてわかった。

 

これで間取りは一旦決定となり、設計事務所に設計図面作成を依頼するとなった。

ここまで話し合ってきた時のこと、担当者さんから申し出があった。

 

担当者さん「私達としてはここまで打合せに費やした時間などの前金ではないですが、手付金のような形で設計図面作成費用を先に頂きたいのですがよろしいでしょうか?もし、万が一、Kさんが私達との契約をしないとなった時はこの頂いた費用はこれまでの経費として頂戴したいです。」

 

私達はもちろん快く承諾した。これまでをタダでというのも申し訳ないし、この工務店さんで建てるという意思もしっかりある。出会って話し合いを重ねてからかれこれ半年が経っていた。

 

 2021/1/21

設計士さんが作成した間取りの平面図が出来上がって、アパートのポストに投函されていた。

初めて見る立面図というものを見て、本当に家が建つんだと実感が沸いた。

【設計士さんがおこした間取り(平面図)】

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【設計士さんの外観の立面図】

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2021/1/30

事務所にて打合せ。以下、話し合い。

  • 屋根の勾配、屋根同士がくっ付いてる所の解決策
  • 予算提案書(見積)の修正
  • 建物を土地のどこに置くか
  • この先の農地転用の関係書類の確認

 玄関の屋根と寝室の屋根がくっ付いてるのが気になった。雪が振る地域なので、雪や氷がくっ付いてしまう恐れと、見た目にも悪い感じがする。

議論の結果、全体的に棟を上げてくれる事になった。とっても嬉しかった。高さは家の重厚感や威厳を醸し出してくれそう。

【軒を離した所】

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農振除外の結果が未だ来ない。当初の2、3ヵ月後は過ぎているので担当者さん聞くと、2月の末頃かもしれないと返答があった。

まだ先があることに疲労感が半端ない。

 

 

 

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