14.間取りの完成形へ
2020年11月18日
ショールームで見せた殴り書きだった間取りをキレイに描き直してメールで送った。
私 『先ほどはお電話ありがとうございました。間取りのデータお送りします。宜しくお願いします。(結構・・・・自信作です!)』
①の本命となる間取りの脇に描いたのは、柱を柱を合わせる必要があるとの事だったので、考えてみた方法だった。ラインは合わせたまま収納、洗面所、トイレの大きさを好きなように変えていく。トイレの大きさを1畳より少しは大きくしたかったのと、収納やホールをこのまま配置する為に思いついた。収納も洗面所もトイレもこのままでもそれぞれ少しづつ調整することも可能な部分だから出来ると思った。
2020年11月24日
担当者さんから返信が返ってきた。
担当者さん『◆LDKの大きさに伴い、窓サッシを南面に増設しました。◆寝室は大きさに合わせ、窓サッシを選定しました。◆キッチン横に 構造上、柱を設けなくてはいけないかもしれませんので、あらかじめ ご了承ください。◆今回はトイレの大きさを1帖にして提出します。トイレの大きさが1.25帖の場合、洗面化粧台が規格寸法から外れてしまい、追加オプションが割高になりますので、そちらも御検討ください。
非常に まとまったプランを 提供して頂きまして、誠に ありがとうございます。
また、トイレの大きさの変更に関係する柱の通りに配慮したプランで こちらの方が
勉強になります。』
【間取り9の正書】
担当者さんの最後のコメントが嬉しかったが、お世辞かもしれない。素人に勉強になると言うとは思えなかった。だけど、やっぱり嬉しさで浮かれた。
2020年11月24日
アパートのポストに担当者さんから総予算提案書(見積書のようなもの)と間取りを印刷したものが投函されていた。
私は中を開け、じっと目視し電卓をたたく。予算オーバーになってしまわないか、削るなら何処かコートも着たまま地面に肘をつけ、黙々とたたいた。
担当者さんへ質問のメールを送る。
私 『寝室にはテレビゲームと収納ボックスを少し置きたく、ダイニングテーブルもこのプラン図のそこに置きたいので、悩みます。質問があります。洗面の大きさを一回り小さい規格寸法に合わせてトイレを広げる事は可能でしょうか?』
2020年11月27日
担当者さん『前回までの洗面化粧台の寸法が 1200㎜でした。1200㎜の一回りサイズダウンすると 1000㎜です。1000㎜の洗面化粧台に 洗面スペースを合わせると、トイレの大きさ(幅)は広がり1.2帖になります。と同時に 収納とホールの大きさを合わせていただきますので、よろしくお願いします。』
【正書9から洗面台の幅を変更した間取り】
2020年11月28日
事務所での打合せ。
前回出来上がった間取りを元に担当者さんと私達夫婦で新築のプランを練る。
造作棚の相談をした。
【造作棚の箇所を赤枠で記載】
上記5か所の造作棚の見積をお願いした。棚の長さや個数、用途を話した。棚の材料はツルっとした白いものと木らしい茶色の素材の2種類らしい。それぞれに合わせて決定することにした。また、可動式で棚の位置が変えられる事も出来るとのことで、いくつかは可動レールを取り付けてもらうことにした。
2020年11月29日
担当者さんから造作棚の見積りとパソコンで作成された画像が届く。
【データ画像】
【計5ヶ所の造作棚、合計見積金額】
(高い・・・・。)
そんな凝った細工などはないし、ただ1枚の板が壁に付くだけだからこんなにかかるとは思わなかった。想像以上にお値段がはるので、正直テンションが下がっていった。
しかも。
内観の絵を結構描いていた私だったが、あっさりとパソコンという力で間取りの立体図も棚などの内装部分も描けてしまう事に少しショックを受けた。内観の立体イラストを見せて担当者さんに褒められようと思っていた自分がバカだった。
2020年12月1日
担当者さんへ予算オーバーになるため、坪数を抑えた間取りを新しく作り直してもらった。どこを小さくするか悩んだが、リビングの南側の壁を少し詰めることにした。
担当者さんからメールで届く。
【坪数を27坪に変更した間取り】
ようやくこの間取りで落ち着いた。